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<全身の様々な所に影響を及ぼす歯周病>
歯周病はむし歯とともに歯を失う最も大きな原因です。
歯周病で歯を失うと、十分に咀嚼(かみ砕き・すりつぶし)ができず、
からだ全体に大きな影響が及びます。
さらに最近では下記の図譜のように歯周病が全身のさまざまな病気に
関わっていることがわかってきています。
以下では代表的な歯周病と他の病気や健康との関係について説明していきます。
歯周病菌がからだのさまざまな病気に影響していることがわかってきています。
中でも、とくに注目を集めているのが生活習慣病との関係。
歯周病予防が生活習慣病を防ぐことにつながるのです。
メタボリックシンドロームとは、内臓脂肪型肥満に、高血糖、高血圧、脂質異常の2項目以上がある場合にあてはまるとされています。放っておくと動脈硬化が進み、脳卒中や狭心症・心筋梗塞などの心臓病の危険が高まります。こうした危険な状態を招かないためにも、メタボリックシンドローム対策が重要とされています。
このメタボリックシンドロームが、歯周病と影響し合っていることが近年の研究でわかってきています。
食生活において歯周病予防を心がけると、肥満防止につながることがわかっています。
そのポイントは、規則正しい食事をして、間食を減らすことと、よく噛んで食べること。
間食を減らせば、それだけ食べかすが歯につく機会が減り、歯周病が防げます。
同時に余分な間食をやめるだけでも肥満防止になります。
また、しっかり噛めば、唾液がよく出て口の中をきれいにし、歯周病を防ぎます。
よく噛んで食べれば、満腹感が得られて、食べ過ぎないですみます。
歯周病は、網膜症、腎症、神経障害、心筋梗塞、脳梗塞に次いで、糖尿病の第6番目の合併症といわれ、糖尿病によって歯周病にかかりやすいことはよく知られていました。さらに最近では、歯周病を改善すると、糖尿病の状態もよくなるという画期的なデータも発表されています。 糖尿病の人は、免疫力が低下して歯ぐきの炎症がおこりやすくなるため、糖尿病が歯周病をもたらし、悪化させるといわれています。
さらに歯周病がひどくなると、炎症によって出てくる物質TNF-α(炎症性サイトカイン・生理活性物質:下記参照)が、インスリンの血糖値をコントロールする働きを妨げて、糖尿病の状態を悪くするといわれています。
歯周病が悪化して歯周病菌が血液中に流れ込み、心臓の内膜に歯周病菌が付着すると、心内膜炎という心臓病を引きおこすことがあります。これは、死に至ることもある大変危険な病気です。さらに、歯周病が狭心症や心筋梗塞などの心臓病のリスクを高めることもわかってきました。
また動脈硬化とは、血管が厚く硬くなり血管の内側が狭まる病気。これが、心臓の筋肉に栄養を送る冠動脈(図参照)におこり、血管が狭くなったり(狭心症)、詰まったりする(心筋梗塞)のが虚血性の心臓病です。歯周病菌が動脈硬化をおこしている血管に付着すると、血管を狭める作用を促進すると考えられています。それが冠動脈でおこれば、虚血性の心臓病となるのです。動脈硬化をおこしている血管の細胞から、歯周病菌が検出されているとの報告があります。
歯周病にとって非常に大きなリスクは喫煙 タバコががんや心臓病、脳血管の病気など、
命に関わる病気の原因になることはすでによく知られています。
実は、歯周病にとっても、喫煙はもっとも大きな危険因子です。
女性と歯周病の関係では、妊娠・出産や閉経後に増える骨粗しょう症などが
深く関係していることがわかってきました。
妊娠中は、つわりなどで歯みがきがむずかしくなりがち。
そのため、歯ぐきの炎症がおこりやすく、歯周病になる人が多くなります。
さらに、妊婦さんが歯周病になると、おなかの赤ちゃんが、小さく生まれたり、
早産となるリスクが高まることが知られています。
これは、歯周病の炎症で出てくるプロスタグランジン
(PGE2:子宮の収縮などに関わる生理活性物質)などの物質が、
胎盤に影響するためであると考えられています。
妊娠中は自分自身のためだけでなく、生まれてくる赤ちゃんのためにも、
お口の状態に気をつけましょう。
骨粗しょう症とは、骨の密度が減ってすかすかになり、骨折しやすくなる病気。女性に多く、閉経後の女性ホルモンの低下が主な原因です。
骨粗しょう症の人が、歯周病になると、歯槽骨(歯を支える骨)が急速にやせてしまいます。また、歯周病で歯を失うと、噛む力が衰えて食事によって得られるカルシウムも不足することになり、さらに骨を弱くしてしまう悪循環を招いてしまいます。
認知症とは、ちょっとした物忘れから始まって、日付を間違えたり、
場所や人・時間を覚えられなくなったり、さらには妄想まで現れてしまう
といった脳の病気です。
誰しもが予防したい病気ですが、歯周病を防ぐことは、認知症を予防することにも
つながってくるのです。
認知症には、脳血管性とアルツハイマー型の2種類があります。
脳血管性認知症の原因は脳卒中。
脳卒中は、動脈硬化が脳の血管でおこるものですから、
予防には動脈硬化を防ぐことが大切なポイント。
歯周病菌が動脈硬化を促進しますので、歯周病を防いで
動脈硬化のリスクを減らすことが、脳血管性の認知症のリスクを
減らすことになります。
アルツハイマー型認知症は、脳に萎縮が見られるのが特徴の病気。CT(コンピュータ断層撮影)画像検査での調査で、残っている歯が少ない人ほど脳の萎縮が進んでいたという報告があります。さらに、アルツハイマー型認知症の人のほうが、健康な人より残っている歯が少なかったのです(グラフ参照)。
噛むことが脳を活性化することもわかってきています。噛むことで刺激が歯根膜から脳へ伝わり、アセチルコリン(学習能力に深く 関わる伝達物質)を増やすというのものです。この伝達物質の量が減るとアルツハイマー型認知症を引きおこす原因になると考えられています。 歯周病を予防して歯を保つことは、アルツハイマー型認知症を防ぐことにも影響しています。
高齢者が亡くなる原因として、もっとも多いのが肺炎です。
その中でも、多くを占めるといわれているのが、食べ物や唾液が
誤って肺に入っておこる「誤嚥性肺炎」。
これも歯周病菌が大きな原因となっています。
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