3.歯周病治療の流れ

<お口の中の環境改善「スケーリングとルートプレーニング」>

 

歯周病の原因プラークは、細菌が自分で作り出した物質をテントのようにはって

周りを囲み、その中で増殖しています。

こういう細菌の生活様式をバイオフィルムといいます。
 
バイオフィルムは、薬を使って治療しようとしてもこの膜状のものが壊れにくく、

薬などを通さないため効果がありません。

その上、膜の粘着力が強く、プラークの場合は歯面にしっかりくっついて

取れにくいことも特長です。

 

 つまりバイオフィルムは物理的な方法で、「こそげ落とす」しか取り除く方法がありません。

 

 そんな訳で、プラークをコントロールしてお口の中の環境を整えるためには、

ご家庭での正しいブラッシングとともに、

専門家による歯科医院(セルフケアとプロフェッショナルケア)での清掃が

とても効果的です。

 

◇スケーリング

 専門家の手によるプラークコントロールの第1ステップは、スケーリングです。

特殊な器具を使い、目に見える範囲のプラークや歯石(プラークが石灰化したもの)

を除去します。

術後しばらくは歯と歯の間に隙間ができたり、歯が長くなったように感じますが、

これはいままでついていた歯石が取れたせいで、良くなった証です。

 

◇ルートプレーニング

 プラークや歯石は、歯肉に隠れた目に見えない部分にも溜まります。

歯根(ルート)面についたプラークや歯石、沈着物、死んでしまった組織などを

特殊な器具で取り除いて表面をツルツルにし、再び汚れや細菌が付かないようにします。

 

◇痛くない歯石除去を行ないます

 歯石はなぜ除去しなければならないのでしょうか。

 歯石それ自体は歯肉に対してそれほど「悪さ」をするものではありません。

歯石を拡大してみるとミクロの凸凹や穴が開いており、

歯周病菌の格好の「巣」になっているのです。

歯周病菌と同時に歯周病菌の住みかも徹底的に除去することが

歯周治療の基本です。

野口歯科<インプラント歯周病センター>では超音波装置を用いて

歯石除去を行ないます。

超音波装置の中でも最も痛みを感じることがない

スプラッソンP-MAXとピエゾン・マスター400を使用し、麻酔なしで

歯石除去が可能です。

 

◇定期健診(メインテナンス治療)をおすすめしています。

一旦よくなった歯肉がまた悪くなることがないように、

定期的に歯肉のお掃除を行なうことで、それを行なわなかった場合に比べて

失う歯を(1/3)まで減らすことが可能であるといわれています。

野口歯科<インプラント歯周病センター>では患者様の口腔内の状況や

生活習慣、健康への意識等に応じて様々な予防メインテナンスコースを

ご提案・ご提供しています。

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<一般的な歯周病治療の流れ>

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